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👩皮膚の12の働き(分泌作用)

2つ目の働きは分泌作用です。

●汗腺から汗を分泌する

体温が上がると皮膚は汗を分泌し、水分を蒸発させて体温を下げます。また、汗は体内の水分や老廃物を

排泄して腎臓の機能を助け、皮膚表面の温度と酸度を保ちます。

汗を分泌する汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があります。エクリン腺は皮膚表面に開口し、無色透明

で無臭、弱酸性の汗を分泌します。アポクリン腺は思春期に発育し、壮年期まで活発になります。わきの下

や乳輪、へその周り、陰部などにあり、毛穴に繫がっていて、特有のにおいがある汗を分泌します。

●皮脂腺から皮脂を分泌する

皮膚の主成分・脂肪酸は、細菌やカビの発育を抑えます。皮脂は汗と混ざり、皮脂膜を作ります。皮膚や

毛に光沢を与えて滑らかにし、水分の蒸発を防ぐ役割をしています。皮脂腺は、手のひら、足の裏以外の全

身に分布し、特に皮下脂肪の少ない、鼻、額、胸、背骨に沿った部分などに多く分布します。(体の Tゾーン)

1日の皮脂の分泌量は、大人で約 2gです。

このように皮膚は毎日汗や皮脂を出しているので、清潔に保ってあげることが大切です。

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