よく「関節が鳴るのは大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。
関節が鳴る理由をいくつかあげてみます。
- キャビテーション(気泡の破裂)
関節内にある関節液に溶け込んでいる気体(主に窒素や酸素)が、関節を動かすことで圧力の変化を受けて気泡ができ、その気泡が破裂することで音が鳴ります。これが最も一般的な原因です。 - 関節の摩擦
骨と骨の間にある軟骨や靭帯、腱が動くとき、摩擦が生じることがあります。この摩擦で微細な音が鳴ることがあります。特に関節が動きにくくなっている場合に起こりやすいです。 - 関節の可動域の変化
長時間静止していたり、関節を動かすことが少ないと、関節が動かしにくくなり、その後に急に動かすときに音が鳴ることがあります。これは関節の柔軟性が一時的に欠けていることに起因します。 - 腱や靭帯の位置変更
関節周囲にある腱や靭帯が骨を越えるときに、位置がずれて一時的に引っかかり、戻る際に音が鳴ることがあります。例えば、指を曲げたり伸ばしたりする時に起こることがあります。 - 関節の構造的な問題
例えば、関節に亀裂が入っていたり、軟骨が減っている場合、骨と骨が直接擦れ合うことがあり、その摩擦で音が鳴ることがあります。こうした問題が進行すると痛みを伴うこともあります。
これらは通常、問題なく発生することが多いですが、痛みが伴う場合や頻繁に音が鳴る場合は、関節に何らかの原因があることもあるので、医師に相談してみるといいです。
医師の診断が特になければ、そんなに心配はしなくても大丈夫かと思います☺️
また、施術で痛みや稼働を改善できる可能性はありますので1度気になったかたはご連絡ください🎀